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皆さんはいつも何を食べていますか。
肉・魚・野菜・果物どれも大きく成長したものを食べていますが、その成長に欠かせないのが栄養です。その栄養は一体何処から来るのでしょうか。ちょっと考えてみましょう。
この事は自然の流れを考えると良く分かります。一番生命が多く存在しているのは海です。その海になくてはならないものが地球の栄養を豊富に含んだ水です。栄養を含んだ水は森林で生まれます。
海には魚がたくさん泳いでいます。魚は何を食べているのでしょうか。海の小さな生き物や海藻を食べて生きています。海の小さな生き物や海藻はどのようにやって成長しているのでしょうか。それは川の水などに含まれる森林からの栄養分を取って成長しています。
今、日本の近海で魚が取れなくなっています。そのために漁師さんが山に木を植えに行っています。これを漁民の森林といいます。森林が成長すると栄養分を豊富に含んだ水ができ色々な生き物が大きく成長する事になります。
山のほうに目を向けてみましょう。木々は季節ごとに枯葉を落します。また、下草も季節毎に成長したり枯れたりします。枯れた葉などは微生物によって分解されます。そして栄養分になっていくのです。栄養分の豊富な森林にも多くの生き物が生存しています。木には多くの実がつきます。その実を狙って鳥や動物が集ってきます。その動物たちは食べた後に糞などをし、その糞がまた養分となります。
養分豊富な山は山の幸をよりおいしく育てます。また、この土を田畑にまくと育てたい野菜が大きく成長します。
やせた山はこのようにはなりません。悪循環になります。
ここで自然の流れを考えてみましょう。豊かな森林は地面に多くの枯葉が溜まっています。この枯葉を微生物が分解し、養分にします。雨が降るとその養分が地面に吸収され川に流れていきます。
ここで皆さんは緑のダムをご存知ですか。枯葉の堆積によりその空間に水が蓄積され、かつ、大きく成長した木の根が水を育みます。このことを緑のダムと言います。
やせた森林では雨水は直に川に流れ込み土砂災害の原因にもなります。また、栄養分が少ないと木は生命の危機を感じ花粉を多く出します。これが花粉症の原因です。
川から海に流れこみその養分を取って海藻やプランクトンが成長します。そのプランクトンや海藻を食べるために魚が海岸に近寄って来ます。これで遠くに出かけなくとも魚が取れるようになります。その魚を人間が食べます。人間は二酸化炭素を出し、その二酸化炭素を森林が吸収してくれます。森林を成長させるためにはどのようにすれば良いかわかりますか?
木を植えるだけではだめです。手入れをしなければなりません。その手入れのひとつが間伐と言った作業です。間伐とは植えた木は20年ほどすると大きく成長し込み合ってきます。家や家具などの材料として使えるようなまっ直な木を育て、山の中に光が差し込んで元気な山にするために木を切る作業のことを言います。
切った木はふもとに下ろして家や家具などの材料にしますが、今日本の山は過疎化や高齢化が進んでいて簡単に木を切ることができません、また、外国から安い輸入材が大量に入ってきてとても値段が合いません。
山奥の間伐材は山に放置されています。皆さんが日本の木をもっと沢山使っていただく事が日本の森林を育てひいては地球環境の保全につながることを覚えていてください。
日本の林業は木を切って育てる文化です。
木をたくさん使う文化ができあがると空気、水がおいしく、花粉症も少なくなり、海の魚も元気になります。日本の木をたくさん使い環境を守りましょう。
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